『仕事は楽しいかね?』を読みました

デイル・ドーテン氏(野津智子=訳)の『仕事は楽しいかね?』を読みました。

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糸井重里さんなどがお薦めしている本で

全4巻あるうちの第1巻にあたるにがこの『仕事は楽しいかね?』にあたります。

内容は自己啓発本でもありながら小説でもあるのがこの本の特徴です。

吹雪のため空港のターミナルビルに閉じ込められてしまった状況から物語は始まります。

うだつが上がらないサラリーマンと実業家や政治家がアドバイスを求めるほどのマックス・エルモアはひょんなことから話をすることになります。

空港が閉鎖されている間にマックス・エルモアの仕事観や人生論、これまで成功してきた人の事例を聞くことによりこのサラリーマンにも大きな思考の変化が起こります。

マックス・エルモアが発する言葉を読んでいるうちに

あたかも自分が空港閉鎖に巻き込まれ、マックス・エルモアに話をしてもらっている気分になり

こちらも思考の変化が起きそうな内容になっています。

いくつか書き留めておきたいフレーズを記録しておきます。

成功するというのはね、右に倣えをしないっていうことなんだ。

きみは模範的な人の真似をしようとするけど、それはある1つの道をたどってほかのみんなと似たり寄ったりの考えに行き着こうとしているにすぎない。

引用:仕事は楽しいかね?P74~P75

僕たちはね、失敗するのを怖がりすぎて、それが宇宙からの贈り物だってことに気づこうとしないんだ。

引用:仕事は楽しいかね?P118

いいかい、できることはどんどん変えてごらん。みんなが、きみが変えていることに気がつくくらいに何でも変えるんだ。好奇心を旺盛にすること。実験好きな人だと評判になったら、みんなのほうからアイデアを持ってきてくれるようになるよ

引用:仕事は楽しいかね?P128

きみが”試すこと”に喜びを見い出してくれるといいな。

アイデアをいっぱい持つこと。ありとあらゆることをやってみること。明日は今日とは違う自分になること。そして朝を待ち焦がれる、幸せなサムライの一人になってくれ

引用:仕事は楽しいかね?P168

本を読んでいて話の主人公に引き込まれるような気分になります。

そして、マックス・エルモアが放つ言葉を自分の仕事観と擦り合わせることで

実際にアドバイスを受けている気分になりました。

仕事だけに限らず人生において

失敗することを恐れてチャレンジしないことは1番残念なこと

というのがすごくスッと頭にはいる内容になっていました。

第2巻以降もあるので是非読んでみたいと思います。


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