お金に何の心配もなく、自分の時間を謳歌できる人生を歩みたいと思いませんか?
最近よく耳にするFIREもこの状態かと思います。
お金も時間も手に入る人生というのは、多くの人の理想の状態だと思います。
この本では、そんな理想の状態になるための【行動】について書かれています。
僕も、サラリーマンとして朝早くから満員電車に揺られる一サラリーマンとして
タイトルにある人生を1日も早く歩みたいという願望は大いにあります。
この本について
この本を執筆された岡崎かずひろさんはソフトバンクBB株式会社入社後4年で独立して
起業。経営者として多角的に事業をおこなっておられ、実際にお金も時間も手に入れた人生を歩んでおられます。
この本では冒頭に3つのタイプについて書かれています。
- 時間はあるけどお金がない人
- お金はあるけど時間がない人
- お金も時間も手に入れている人
もちろんタイトルのような人は3⃣のお金も時間も手に入れている人になります。
しかし、多くの人はお金を稼ぐために多くの時間を犠牲にて生活をしていると思います。
通常の勤務時間にプラス残業をしてクタクタになるまで働き
休日にはその反動で、自分や家族のための時間を確保するのが困難となっています。
僕も、まさしくその様なライフスタイルの一人になります。
岡崎かずひろさんはこの様に働き方(考え方)では
どれだけ時間を費やしても、お金にも時間にも余裕のある生活はやってこないと言われています。
ではどのようにすれば、お金にも時間にも余裕のある生活を送ることができるのか
1番は、自分の考え方を改め、仕組みを作る生き方にシフトすることが大切だとお話されています。
無駄に時間のかかる仕事を、効率化しようともせずにそれが当たり前のようにこなすことを続けていれば、人間はどれだけ時間があっても自分の時間を確保することは難しいでしょう。
効率化するための仕組み作りを考えることに時間を要すかもしれませんが、それは一時のことであり、一旦仕組み作りが出来てしまえばあとはその仕組みに沿って動くだけなので、後々は楽をして自分への投資や家族との時間を取ることができるのかもしれません。
岡崎かずひろさんは『お金を生み出す仕組みをつくれ』とおっしゃっています。
これらの仕組み作りや考え方について書かれたのがこの『なぜ、あの人はお金にも時間にも余裕があるのか?』について書かれた一冊になっています。
普段から忙しいが口ぐせの人にこそ、一度立ち止まり読んで欲しい内容となっています。
『なぜ、あの人はお金にも時間にも余裕があるのか?』』の
書き留めておきたいフレーズを記録しておきます。
一生懸命働いていても現状が変わらず、いつもお金の支払いに追われる生き方、これが「ラットレース」と言います。ねずみがくるくると回るおもちゃがありますよね。がんばってもがんばっても、ずっと同じところにいて、くるくる回っているような感覚です。
むしろ、速く走ろうとすればするほど回転が速くなり、余計に大変になっていく。
そういうふうに、私の場合がんばって働けば働くほど、時間もお金もなくなり、苦労ばかり大きくなっていました。
引用:なぜ、あの人はお金にも時間にも余裕があるのか?_P116
経済的自由人の特徴は、何よりも自由を愛しているということです。時間に拘束されること、お金で物事を判断することを嫌います。
引用:なぜ、あの人はお金にも時間にも余裕があるのか?_P68
ベンジャミン・フランクリンは言いました。
「人生でもっとも大事なのは時間である。なぜなら人生は時間でできているからだ」働き方についても考えないと、時間ばかり浪費してしまうことになってしまいます。
引用:なぜ、あの人はお金にも時間にも余裕があるのか?_P55
がむしゃらに努力をする人は、素晴らしいことかもしれません。
だけど違う見方、考え方を持った人からすれば全然素晴らしくない生き方に映るかもしれません。
がむしゃらにやる前に、これが最善の方法なのか、もっとよいやり方はないのかを思考錯誤できる人の方がゴールへは先にたどり着けるのかもしれません。
仕事のやり方考えたもそうですが、人生の生き方について何が自分にとって優先すべきことなのかを考えて生きることが、大切なのではないかなと思いました。
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